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溶接問題解決ブログ

2017年09月28日掲載

事例102:YAGレーザー溶接機で銅(C1020)の突合せ溶接

レーザー溶接、突合せ 溶接
銅(Cu)

YAGレーザー溶接機にて銅(C1020)、厚さ0.3mmの板材の突合せ溶接を行いました。
クラックは見られません。
引張り強度を測定したところ、20mm幅の溶接でせん断方向に
800N以上の強度が確認出来ました。うまく溶接出来たと思います。
YAG_C1020_Butt_welding.jpg

研究開発 検証185.jpg

銅は電気抵抗が少なく、電気伝導性が良い上に、比較的コストが低く抑えられるため
電子機器の配線、銅線等に広く一般的に使用されています。
弊社への問い合わせも多い素材で、
最近ではEVのバスバーに使用されるご相談が多くあります。
また、熱伝導率も高く、その放熱性を利用したヒートシンクなどにも使われます。

溶接、中でも突合せ溶接で求められる溶接品質はクラックやブローホールの有無などですが、
最近は気密性(密着性?)を聞かれることが増えてきました。銅はその熱伝導率が高いことで
レーザーを当ててもなかなか溶融しにくく溶接が難しい部分があります。
上の写真で溶接痕つまりビードの幅が一定でないのは、母材の切断端面が均一でないため、
と想定されます。左右の母材の端面が密着しているところはビード幅も大きくなり、
逆に少しでも離れている部分のビードは溶け込みが足りないためビード幅も小さくなります。

重ね溶接はたくさんの実績がありますが、最近は突合せに関するお問い合わせも
増えてきました。極薄板※であれば、今まで蓄積してきた弊社のノウハウで
御社の希望を形にしていきますので、お気軽にご相談下さい。

※極薄板・・・厚板と薄板の区分についてJISでは明確にされていませんが、
 日本の鉄鋼統計では厚さ3㎜未満のものを薄板として区分しています。
 (ステンレス協会のHPより)
 弊社で扱う薄板は1㎜以下の厚さのものがほとんどですので、
 それらを総称して「極薄板」と呼んでいます。

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