レーザー溶接・抵抗溶接のエキスパート [三郷金属工業株式会社]
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2017年10月13日掲載

事例104:銅とアルミの薄板(t0.2)へのAWG26リード線の溶接
タブ 端子
抵抗溶接・スポット溶接
アルミ(Al)、銅(Cu)
バッテリーの電極には銅やアルミがよく使用されます。
その電極にリード線を溶接出来ないかといったお問い合わせは多く頂きます。
今回は#26のリード線について溶接出来ないかと依頼を頂きましたので
早速トライしたところ、きれいに溶接することが出来ました。
銅(Niメッキ)と#26リード線の溶接
剥離強度として20N程度。線が細いのでそれなりの強度しか出ませんでした。
アルミとの溶接状態。剥離強度は12N程度。
線を引っ張るとアルミが千切れて穴が開くような感じでした。
銅、アルミともに普通に取り扱う分には簡単に取れることはないので問題ありませんが、
線径の細さ、材質の脆さからそこまで強度が出ていません。
必要とされるスペック、溶接品質が出るかどうかは工法以前に
素材そのもので大枠が決まることが多いので、できれば素材が確定される前に
一度お問い合わせいただくことをお勧めいたします。
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