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溶接問題解決ブログ

2012年11月01日掲載

事例13:0.2mmのスチールに0.1mmのSUSを溶接(異種金属レーザー溶接)

レーザー溶接、異材質溶接
ステンレス(SUS)、鉄・スチール(Fe)

電池の溶接で要求される、内容物に影響を与えない薄板レーザー溶接を知っていただくために製作。電池との違いはSUS(ステンレス)同士の溶接ではなく、磁石の引っ付くスチール(鉄)製の厚さ0.2mmのコーヒー缶に、0.1mmのSUS304(ステンレス)という異種金属の溶接となったことです。

1-IMG_4993-002.JPG

コーヒー缶そのままではスチール(鉄)の表面に塗装がされており溶け込みに影響を与えます。そこで今回はコーヒー缶の溶接部分の塗装を削り取って、SUS304(ステンレス)の取っ手を一カ所あたり2点の上下合計4点スポット溶接を行ないました。もちろん内容物(コーヒー)には影響なく、コーヒーが漏れることも、持ち上げて取っ手が取れてしまうこともありません。

1-DSCF0114.JPG

加工技法 レーザー溶接、異種金属溶接
素材 スチール(鉄)0.2mm / SUS304(ステンレス)0.1mm
備考 異種金属を溶接する場合、お互いの熱伝導率が近い材質のものであればよいのですが、大きく異なるものの場合、片方の素材は熱が伝わりやすくもう片方が比較的伝わりにくいのに、放つレーザーの熱はひとつ。
ですので、レーザーの出力設定はもちろんですが、どちらの素材を上にする(はじめにレーザーがあたる)のがよいかをよく考えないと、片方ははっきりと穴が開くのに片方は痕さえ残らないという結果にもなります。

 

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