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インターネットにつながらなかったモノがつながる時代
積水ハウスは米アップルのタブレット端末「iPad」を1万7000台使い、社員の働き方改革を進めている。営業や施工の担当者は出先で活用、1カ月の平均残業時間を15時間減らした。アプリは、短期間で開発と検証を繰り返すアジャイル開発手法で内製し、その数は200種類を超える。
(2019年2月9日付日経コンピュータより)
先日も昼食に吉野家を利用したら、カウンター1席に対し1台のパッドが設置されていた。
接客・サービス業における接客が、「働き方改革」によって、大変革を遂げようとしている。吉野家の場合、従業員は調理に集中する。支払いは後払い対面方法だが、牛丼チェーン他社の場合は、食券前払い方式もある。
上述の2つは、マニュアルがしっかり(標準化)している大手ならではのことで、中小企業の場合は、初期投資もかさみ、波及効果を生み出すための設計もままならず、ましてや(外注するにせよ)システムエンジニアのリソース確保が難しい状況と言える。ジレンマともトリレンマとも言える状況をどう打破するか?
それでも、前に進む(行動する)しかない。
経営とは、「人・物・金」を効率よく回すことと言われてきたが、付け加えて「情報」が極めて重要になっている。IoT(Internet of Things)は、インターネットにつながらなかったモノがつながる時代を意味する。情報を入手するのに、金をかけずに入手できるが、経営者として、鮮度や確度の高い情報を入手するとなると、金はかかる。一般ユーザーでも課金ビジネスで、IoT(Internet of Things)を体験している。
ソニーのビジネスモデル(出典:SONY「2017年度 有価証券報告書」)
電機メーカーであったソニーも上図の通りだ。企業経営者として、つながってなければならない。弊社は「溶接-つなぎ-屋」を標榜している。